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中間発行増資について

中間発行増資とはどのようなものですか?

中間発行増資というのは、株主割当増資のひとつです。発行価格を額面と時価の間に決めるのでこのように呼ばれています。

また、1980年制定のガイドラインによると、発行価格は時価の半分以下あるいは1株当たり純資産の範囲内とされています。

この中間発行増資は、時価発行は投資家の負担が大きく、一方、額面割当増資は企業の資金コストが高くつくことから両者の中間をとる増資手法として用いられましたが、1980年代まで銀行が盛んに活用していました。

中間発行増資がなくなった理由は?

2001年10月の商法改正により額面株式が廃止されたのに伴い、中間発行増資は、実質的になくなりました。

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中間反騰とはどのようなものですか?

中間反騰というのは、「中間戻し」ともいいますが、これは、下げ相場が一時的に反騰することをいいます。

例えば、金融引き締め政策などがとられると株価は下落しますが、経済実勢は、株価が下落するほどにはすぐに悪くなりません。

しかも値下がりの反動もあり株価は反発しますが、反騰を続けるうちに引き締め策が浸透し、やはり経済循環が悪いとして、再度反騰前の安値を下回ることが多いです。

この途中での反騰が「中間反騰」なのですが、中間反騰なのかそれとも本格反騰なのかということは、後にならないとわかりません。


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