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中間配当について

中間配当とはどのようなものですか?

中間配当というのは、決算期の途中で配当を行うこと、あるいはその配当のことをいいます。

商法上の中間配当について

従来の商法では、株主が利益の配当を受ける回数は、通常の配当と中間配当の年2回に限られていました。

しかしながら、2006年に施行された会社法では、分配可能額の範囲内であれば配当回数の制限はなくなりました。つまり、年に何回でも配当できるようになったということです。

なお、個人投資家の開拓を狙った四半期配当が増える見通しであることから、中間配当という概念自体が、今後薄れていく可能性もあります。

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中間発行増資とはどのようなものですか?

中間発行増資というのは、株主割当増資のひとつです。発行価格を額面と時価の間に決めるのでこのように呼ばれています。

また、1980年制定のガイドラインによると、発行価格は時価の半分以下あるいは1株当たり純資産の範囲内とされています。

この中間発行増資は、時価発行は投資家の負担が大きく、一方、額面割当増資は企業の資金コストが高くつくことから両者の中間をとる増資手法として用いられましたが、1980年代まで銀行が盛んに活用していました。

中間発行増資がなくなった理由は?

2001年10月の商法改正により額面株式が廃止されたのに伴い、中間発行増資は、実質的になくなりました。


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