中間決算というのは、会社が1決算期のちょうど中間時点で帳簿を締めて営業成績を一定の様式に示すことをいいます。 この中間決算は、商法改正により1975年4月に決算期を迎えた会社から中間配当が認められたことに伴って、6か月決算から年1回決算に変更する会社が激増※しました。 それとともに、株式公開会社の場合は、証券取引法を貫く会社内用開示の思想とあいまって、この中間決算が重視されるようになりました。 ※上場企業はすべて年1回決算
中間決算というのは、決算期の前半の営業成績を示すものなので、前半の仮決算とか上期決算などともいわれます。 なので、かつて業績に季節性のある会社では、利益を上期と下期で平準化するための会計処理を行うことも多かったようです。 しかしながら、2000年9月中間期からは、連結中間決算の作成・公表が義務付けられるとともに、本決算と同様の会計処理をすることになりました。
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