投資収益率というのは、一定額の資金を株式に投資したときの収益率で、株式の総合利回りに相当します。

なお、株式利回りは、株価に対する配当の比率で示されますが、この投資収益率は、配当のほか株価の値上がり益など、その株式を保有することによって得られるすべての収益を合算した収益率です。

超過収益力というのは、資産運用の用語で、目安とする収益率を上回る分のことをいいます。

ちなみに、株価指数を上回ることを目標とする機関投資家は「ベンチマーク（市場平均）に対する収益率」といった用い方をします。

手張りというのは、証券会社の役員や従業員が顧客の口座を使って自分の注文を出すなど、正規の手続きを経ずに相場に手を出すことをいいます。

ちなみに、この手張りは、顧客の売買動向など職務上知りえた情報によって利益を得ることにつながることも多いことから禁止されています。

手控えというのは、売り買いを避けて様子を見ることをいいます。具体的には、「模様眺めで手控え」などといいます。

なお、買い方だけが静観しているときは「買い手控え」、売り方の場合は「売り手控え」になります。

□無配