投資家側は、社債として保有しているうちは利息収入が得られ、株式への転換で、株価上昇で生じる転換価格との差額が利益になります。 一方、発行企業にとっては、当初は社債であっても、株式への転換が進めば償還する必要がなくなるほか、金利負担が軽減し、株主資本の充実にもつながります。
転換型優先株というのは、優先株のうち、ある条件のもとで株主が希望すれば普通株に転換できるものをいいます。
店頭株というのは、取引所には上場していないけれども、日本証券業協会への登録といった形で、株式が公開され、証券会社の店頭で売買できる株式のことをいいます。 また、その市場のことを「店頭株市場」といいます。 なお、2001年に日本証券業協会が子会社であるジャスダックに市場運営を移管したことに伴って、ジャスダック市場と名称を変更しました。 ちなみに、2004年にはジャスダック証券取引所が創設され、全銘柄が取引所の上場銘柄となったことから、株式の店頭売買は行われていません。
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