金融の法律便利帳



ドル・コール市場の拡大と縮小

ドル・コール市場の拡大について

ドル・コール市場は、1972年4月に発足した外貨建ての短期貸借取引市場ですが、その後、次のようなことを背景として、その市場規模は1989年までは順調に拡大していきました。

■1980年12月の改正外為法の施行に伴い、参加為銀に対する制約や取引期間制限が撤廃されたこと

■インパクトローン、対外証券投資等を目的とする外貨需要をまかなうため、ドル・コール市場が利用されたこと...など

ドル・コール市場の縮小について

1986年12月の日本のオフショア市場の創設に伴い、為銀間の外貨資金取引がオフショア市場へと漸次シフトしたこともあり、ドル・コール市場での取引高は1990年以降は、減少傾向をたどっています。

関連トピック
内部貨幣とは?

内部貨幣というのは、政府が民間の有価証券を購入するなど、民間部門の債務を見返りとして発行した貨幣のことをいいます。

ちなみに、この内部貨幣は、ガーレイとショウによる分類であり、政府の債務を見返りとして発行した外部貨幣とは区別されます。

内部貨幣は純資産?

内部貨幣は、外部貨幣とは違い、民間部門にとって純資産とはなりません。


トゥー・ビッグ・トゥー・フェイルとは?
都市銀行の取引
トービンのqの判断は?
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ポジション・トーク

OECD 当座預金

NZDの買い材料・懸念材料
為替レートが変動
ニュージーランドドル(NZドル)の特徴
スイスの主要貿易品目

フェアな為替レート
クリントン政権の為替政策
G7・G20
国内金融と国際金融
ユーロの傾向
指値注文のメリット・デメリット
失業率と国際収支
注文の期限(デイオーダー・GTC)

住基ネット 証書貸付 消費者責任 クレジット
法律で禁止の取立て 借金返済の義務 利息制限法・出資法 生活保護法
多重債務の原因 消費貸借と要物契約 クレジットカード  

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