トゥー・ビッグ・トゥー・フェイル(too big to fail)というのは、大銀行は倒産させることはできないとするドクトリンのことをいいます。 これは、資産規模の大きい銀行が倒産した場合、中小金融機関にも相次いで破綻が連鎖するリスクがあるほか、銀行部門全体に対する不安の拡大やそれを映じた取り付けの発生等によって、金融システム全体がパニック状態に陥る可能性が高いからです。
米国では、トゥー・ビッグ・トゥー・フェイルの考え方に基づいて救済が行われた例として、1984年のコンチネンタル・イリノイ銀行の破綻のケースがあります。
都市銀行というのは、銀行法に基づく普通銀行のうち、主に大都市に営業基盤を置き、全国に多数の支店網を持つ、全国規模の銀行のことをいいます。
都市銀行の資金ポジションは、戦後一貫して外部負債超過(資金不足)の状態を続けています。
都市銀行の資金調達は、主に短期金融市場からのコール、手形などに依存しています。
□フロー・アプローチ
□ユーロの参加国 □機関投資家と決算 □米ドルに影響を与える経済指標 □イギリスの歴史