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短期自社株売買の規制について

短期自社株売買の規制とはどのようなものですか?

短期自社株売買の規制というのは、上場企業の役員が自社の株式を買い付けたり売り付けたりした場合には、6か月以内の反対売買により利益を確保することを禁止する規制のことをいいます。これは、証券取引法によって禁止されています。

また、上場企業の役員が短期で売買する際には、内部情報を利用する恐れがあることから、インサイダー取引に該当するかどうかに関係なく、禁止されています。

短期自社株売買の規制の狙いは?

この短期自社株売買の規制は、インサイダー取引を未然に防止するための措置です。

なので、もしこの規制に違反して利益を得た場合には、会社に提供するように決められています。

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単純平均株価とはどのようなものですか?

単純平均株価というのは、個々の銘柄の1株当たりの株価を合計して、銘柄数で割ったもののことをいいます。

ちなみに、東京証券取引所では、第1部と第2部、それぞれ全銘柄を対象に毎日算出しています。

なお、その日に値がつかなかったものについては、前にさかのぼって直近の株価をとっています。

単純平均株価の欠点は?

単純平均株価は、最も現実的な平均株価なのですが、新株落ちなどの権利落ちが修正されていませんので、権利落ちのつど連続性が断たれるという欠点があります。


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