高値というのは、ある一定期間につけた一番高い値段のことをいいます。

相場が下げ歩調に転じたとしても、以前の高値が忘れられず、そのうち前の高値に戻るだろうという気分から、いっこうに持ち株を売ろうとしない投資家も多いようです。高値覚えとは、このような市場人気のことをいいます。

高値引けというのは、1日の取引の最後の値段がその日の最高値で終わることをいいます。わかりやすくいうと、一番高い値段をつけて終わったという意味です。

なお、この高値引けは、株価のしり上がりの好調による場合が多く、このため翌日の相場に対する期待が高まります。

相場が勢いよく上げてくると、その反動による値下がりが心配になるものですが、高値警戒というのは、このような市場ムードのことをいいます。

ちなみに、市場では「高値警戒感から利食い売りが出た」というように用います。

高値つかみというのは、値上がりしていた株に投資したけれど、その直後に反落し、結果として高値圏で買ってしまったという状態のことをいいます。

□シンジケートカバー取引