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資産管理型営業について

資産管理型営業とはどのようなものですか?

資産管理型営業というのは、日本の証券会社がリテール(個人取引)分野で目標にしている営業スタイルのことをいいます。この営業スタイルは、かつてのように株式の回転売買などで手数料を稼ぐのではありません。

具体的には、顧客の資産形成に役立つ商品を勧誘して、長く保有させるとともに、それらを預かり資産として積み上げ、投信の信託報酬や、ラップ口座の管理手数料など、資産管理から安定的に得られる収益によって経営基盤を固めていこうというものです。

資産管理型営業の背景は?

バブル崩壊により株式の右肩上がり神話が崩れ、個人投資家の株式離れが深刻になってきたうえ、株式の委託手数料自由化も進み、これまでのような営業スタイルでは利益が上がらなくなってきたことが背景にあります。

とはいえ、この資産管理型営業を軌道に乗せるためには、資産運用能力や商品開発力に加えて、強靭な営業力を必要としますので、すべての証券会社が方向転換に成功するとは限りません。

関連トピック
サイコロジカルラインとはどのようなものですか?

サイコロジカルラインというのは、過去12日間の相場の暴落から当面の動きを予想する手法のことをいいます。

具体的には、12日のうち9日が上昇、3日が下落なら相場は過熱ゾーン、反対に、3日が上昇、9日が下落なら底値ゾーンといった判断を下します。

シーズン・ストックとはどのようなものですか?

シーズン・ストックというのは、季節により繁閑の差が激しい会社の株のことをいいます。

例えば、夏場の商品を作っている会社の株は「サマー・ストック」と呼ばれ、初夏頃から人気づき、中元や歳暮の贈答用需要が増える夏場と年末には百貨店株に人気が出ます。


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