競争売買というのは、競売買(きょうばいばい)、俗にはセリともいう、有価証券の売買取引手法のひとつです。 具体的には、売買双方が複数で、売り手、買い手が互いに競争しながら売買するものです。また、株式の競争売買には、次のものがあります。 ■個別競争売買 ■集団競争売買(ゲキタク売買) なお、特定銘柄制度の廃止に伴い、集団競争売買は1982年12月28日の大納会をもってなくなりましたので、現在は個別競争売買のみとなっています。
個別競争売買には、次の2種類があります。 ■ザラバ ⇒ 寄り付きと引けとの間に行われ、売り手と買い手の呼び値が一致するごとに時間優先で商いが成立し、異なった値段が次々につきます。 ⇒ ザラバでも商いが混乱し、中断されたあとは板寄せが用いられています。 ■板寄せ ⇒ 寄り付きと引けに行う方法で、売買注文を注文控え(板)にインプットしたうえで、価格優先で商いを成立させるものです。
□減資が行われる理由