定率公募による国債の発行
定率公募は、1982年11月に中期利付国債の競争入札を補完する観点から、国債の発行方式として導入されました。
また、1987年から1989年3月までの間は、長期利付国債の発行方式としても一部利用されていました。
定率公募による政府短期証券(FB)の発行
定率公募は、政府短期証券(FB)の発行に際しても、1956年度以降同方式が採用されていますが、応募額が発行予定額に満たない場合には、日銀が引き受けることになっています。
ちなみに、政府短期証券の割引歩合は、短期市場金利と比較して低位に定められているので、実際上は、発行額のほとんどが日銀引受となっています。 |