資産の自己査定とは?
資産の自己査定については、日本公認会計士協会が、次のような分類基準やそれぞれの分類についての引当金の計上方法を、ガイドラインとして公表しています。
■正常先債権
⇒ 業況が良好であって、かつ財務内容にも特段の問題がないと認められる債権者に対する債権
■要注意先債権
⇒ 貸出条件に問題のある債務者、履行状況に問題のある債務者
■破綻懸念先債権
⇒ 現状経営破綻の状況にはないけれど、経営難の状態にあって、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に対する債権
■実質破綻先債権
⇒ 法的、形式的な経営破綻の事実は発生していないけれど、深刻な経営難の状態にあって、再建の見込みがたたない状況にあると認められるなど、実質的に経営破綻に陥っている債務者に対する債権
■破綻先債権
⇒ 破産、清算、会社整理、会社更生、和議、手形交換所における取引停止処分等の事由により、経営破綻に陥っている債務者に対する債権 |